第5話「弱さ」


 う〜ん。だから、何で戦わないといけないのかがわからない。これがわからないと、何をしたいのかが全然わからないので、ずっと頭の中に「?」が浮かんだままだ。
 
 ・ いよいよプレイヤーになると死ぬという条件がわかった上での心情の変化が描かれ始めた。3番手の少年は特にわかりやすく描かれているように思えた。 
 他の少年達。別にこの中の誰かが戦うことを拒否してしまったとしても不思議でもなんでもない。実際にそうなったとして、何かまだ言っていない設定があったなどと言い出して、フォローをするという手法だって十分ありえる。あるいは、いきなり世界の全てを壊すのはおもしろくないと言い出して、どこかの大陸だけを消滅させてしまうという気まぐれな展開があっても別におかしくはない。それぐらい曖昧な設定思えるわけで・・・・
 う〜ん・・・・・・う〜ん。はっきり言うと、この「ぼくらの」で扱っているテーマというのは、大きく見えて実の所大したことではないと私には思える。加えて言うならば、描かれている理不尽さに関しても先にあげた理由で実に曖昧だ。こうなれば、落とし所が気になるなぁ。

 ・ 予想通り政府が介入してきたが、まったくの役立たずだった。これもまた当然の展開で、多くの人が予想していた通りだろう。さて、これから彼らにできる事は何か。できるだけ、避難を急がせるとか、研究を続けるとか。その程度なのかな。
 ああ、もう一つあった。少年たちが自殺しないように見張ることだ。しかし、もしそうなった場合どうなるんだろ。不戦敗かな?補充という可能性は・・・・ないな。あの契約に意味があるのだとすれば、もう契約できる人間は出てきてはいけないはず・・・・なのだが、臨時でコエムシが契約させたりしそうだなぁ。ん〜・・・・・・まぁ、方向性があまりない作品だから大筋から発展させた何かの予想は難しい
とりあえず、これは最後まで継続して見ようとは思っている。