197時間目「プロジェクト・一石三鳥」


 えーと、今回は情報が多いので、思いついたものから順にあげていくことにします。

 ・ 大会の仕組み

 まずはこれから。各地方でランキング制のシステムがあり、そこでちょこちょこ戦っていても賞金は得られる。しかし、季節ごとあるいは、年に一回の統一大会(今回は特に大きい)というものがあり、その参加資格は地方のランキング等での十分な成績が必要ということで、その大会の賞金が100万ドラクマだということのようです。
 で、前回運営がどうとか言っていた話は、この地方のシステムを運営しているのが、ネギたちが所属している拳闘士団であると。しかし、まぁ100万ドラクマもする薬をポンと渡すことから、かなり大きな組織ではあると考えられ、同時にこの統一大会を運営する組織はかなり大規模であると思われる。
 予想が外れました。残念・・・・

 ・ 魔法世界と旧世界

 わかっていたことですが、一応確定情報として丸かったとww旧世界という名称ですが、色々と考えられますが、とりあえずは古い、前のという意味で捉えておくことにします。
 魔法世界における旧世界の認識。これも何となくわかっていたことです。つながりが途絶えても別段世界中で騒ぎになっていることがないことからわかります。と言うことは、完全に独立した世界と言えそうです。もしかすると、旧世界と何らかのつながりがないと存在できない世界ではないかと疑ってましたので。
 後は・・・・・・おいおい考えて行きましょう。もちろん全力で肯定していきますww

 ・ ゆーなとまき絵

 いや、本当に運が良かったですねww千雨のようにジャングルの中に転移されていたら死亡してましたよwwどうも、この二人はペアで飛ばされていたらしく、こうなると近くにいた人間同士が同じ場所に飛ばされている可能性は高いと考えられますが、まぁ都合上ということもありえます。ただ、あのとき離れていた夏美は一人で飛ばされていることを考えるとやはりその可能性はありますね。
 ネギがテレビで呼びかけたこと。ゆーなとまき絵は手配書に載っていないので、名前を言っても大丈夫だったということでしょう。いや、それにしても本当にテレビを見れる環境にいてよかったですねwwお金も丁度稼いでいてよかったですww・・・・・というか、もうこれで連絡取れるはずなんだから、すぐにでも連絡しろwwそして、迎えにいけ。ちなみに他のメンバーは、呼びかけてはいけませんし、呼びかける必要もないですね。
 言葉が通じないらしいです。やはり、何らかの魔法が必要ということでしょうか・・・・いやいや、その前に日本語と英語の壁すら超越してますよねww

 ・ 廃都オスティア

 ネギの言うとおり、都合が良すぎますね。拳闘大会の決勝の会場で、おまけにゲートもあるということです。罠です。さすがにそこまで都合が良すぎて何もないと、読者も怒りますよww
 まぁ、そうですね、ネギたちが気づいているくらいですから、すでに魔法世界でも新たな調査とゲート防衛に人を出しているのではないかと思われるが、一枚岩ではないらしいので、ネギたちが到着するまで、諸々の事情から一切手をつけられていないという状況も理屈では通りますが・・・・それよりもこの大会事態がフェイト達と関係していて、敢えて重ねてきたと考えた方が都合がいいというよりも、理屈が通るということでしょうか。
 
 ・ 急展開

 みなさんそれぞれ振り返ってみて、メンバーが転移によって散り散りにされてから、どう感じましたか?
 私は少し不満がありました。今ではすっきりとしたものですが、一時は荒れてました、すいません。
 ネギま!自体、こうした展開に長い時間をかける物語ではないのですが、私はやはりここまでの流れを速かったと感じます。あそこで誰もが予想しなかったバラバラの状態にしたのなら、それはそれでもう少し丁寧に描かれても良かったような気がします。何かにせかされるように、とんとん拍子に話が進んで、あっという間に今の状態です。苦労があったのかと振り返れば、なかったと答えるしかありません。
 これがなぜなのかは、私にはわかりかねますが、一つ思うことは仕方がないのかなと。私は、赤松先生の常識的な選択をさっと消してしまって、次々と物語をおもしろく展開するという手法を評価しているわけですが、こうして考えてみると、間延びすると、そうした手法が用いられなくなるのです。(無理ではないが、受ける面白みや驚きが全然違うはず)なので、展開がすばやく進むのは、一方では仕方がないとも思っています。
 後一ヶ月ということですが、もしかすると、ここが一番長くなるのかなと思います。先に述べたように、とりあえず先の目標をあげることをやっておく必要があったと考えると、ここからは十分な視点がネギたちだけでなく、未だ動向がわからないメンバーにも向けられるのかなと。そうした中で、魔法世界というものをさらに読者に浸透させていくことも可能でしょう。はい、うまくできてますねww自分で書いていて驚きです。
 
 ・ ネギの力と新キャラ

 うん、まぁ結局力ですよねww主人公が悪のラスボスを倒すのはどう表現したところで、悪よりもいろんな意味で強かっただけなんですよね。話し合いで解決すればそんなことないですけどねwwそれはありえないと。
 ゆえに、主人公が強くなければ物語は終わりません。だから、ネギは強くなるのです。本物かどうかという話ですが、個人的には強いから本物なんじゃないのかなと。アスナが本物かどうかについて考えたとき、まず前提として、エヴァによる修行があり、強さが求められたわけです。強くないものに何を求めても始まらないわけで、そういう意味では、ネギは拳闘大会で相手を翻弄しバカにしているので、十分アホっぽさはあるんですよね。つまり、誰か相手を念頭に置いた場合、それが自分より強ければ余裕がなく考え込むわけで、相手が弱ければ、アホっぽさなんて考える必要もなく出てくるわけです。
 よって、私はただ強くなればそれでいいと。そう思いますね。アスナの場合、相手を念頭に置くことはなく、それゆえにお気楽だったと言えそうですが、果たしてそのお気楽さでいいのかどうか。それをフェイトとの戦いで、ネギの重症という場面に遭遇し、もしかするとネギよりも強く感じたのではないかと思いますが。