第1話「サイカイ」

 今回は、何編のTIPSか忘れましたが、罪滅ぼし編のアフターエピソードをアニメ化した話ですね。

 ・ 赤坂と大石は割合いいところまで言っているが、根本的なところが違っているので、答えにはたどり着けないのであったwwでも、実際、ここが嘘だとか、ここが違うとか、そういうことに気づくのは、トリックを見破ることよりも難しいと思います。

 ・ 本格の推理小説なんかでは、トリックがメインになってくるので、割と答えが何となくわかったりもします。登場人物に限りがあるのも大きな要素になっています。このひぐらしのなく頃には要するに、そういった条件があまりないわけですよね。アンチの方がよく言われるように、すべての条件がクリアになっておらず、また現実的でない現象が含まれてしまっているというわけです。これでは、本格の推理小説派である私も含め、「何だよこれ」と思うのは当然です。
 ただ、別にこれは本格推理ものでもなければまた一般的な推理ものでもなく、ただのホラーなんですよねww
 この辺の線引きは昔は割りとわかりやすかったんですが、近年はホラー人気が薄れてきたのか、ミステリー要素を取り込み始めて、ぐちゃぐちゃになっちゃってるんです。
 ホラーだと最初から言っていれば、みんなが楽しめたはずなんですが。まぁ、推理だと言って、推理をしあったからこそ、ここまで人気がでたわけで。煽り文句に乗せられた、ということですね。私自身はとても満足しています。
 こうしたループものの作品は以前にいくつも存在しているわけですが、ここまで人気が出たのは間違いなく作者の力量でしょうね。ノベル形式だったのも良かった。同人として、安価で手に入ったというのも良かったのでしょう。

 ・ 次週からいよいよ、本編開始です。どんな展開が待っているのか・・・・・