第9話「夢の最後まで」


 もうこれは確実に2クールではないですよね?なぜそう思ったのかというと、今回の風子編のラストで次の物語へとバトンを繋がなかったからです。
 過去の作品を何となく思い出してみると、長い作品を短くしようとすれば寸断なく作る必要があります。けれど、風子編は明らかに話数が最初に決まっていて、そこに話を詰め込んでいき、ある程度の区切りをつけるという作り方になっています。これは、長期のアニメのやり口ですww
 前回、風子編を序盤に持ってくることの危険性を書きましたが、長期にわたるとその意味合いはずいぶんと変わってきます。風子編は一つの完成された物語ですから、できるかぎり崩さない形で扱いたかったということが考えられる。今回見ていてそう思いました。風子編の印象はまた長く話が続いていけば、自然と薄れていくでしょう。
 そして、風子編でもう一つ植えつけられたものがあります。それは渚と朋也の子供という認識です。これも薄れていくでしょうが、クラナドをよく表しています。こう考えれば、風子編はやはり序盤で良かったと思い直しました。
 気になったのは、やはり飛ばされたシーン、結婚式前夜の徹夜をするシーンですか。まぁ、たいした量ではないんですが、あるのとないのとでは大きく違うかと。いきなり次の日になったので驚いたww渚が雨の中倒れるシーンでも言ったのですが、私自身とアニメクラナドとの波長合わない。なので、制作スタッフが意図していないところで私は躓くし、意図したものを十分に味わえない気がする。まぁ、こういうことは初めてではないので、仕方ないものだと思っています。

 さて、ここからは2クールではないと仮定して、物語り全体の話を進めます。今まで以上に原作のネタバレしていますし、予想ばかりになりますので、読みたくない人は読まない方がいいです。当たっているかどうかは別にしてww
 2クール以上だとすると、他のヒロインルートもある程度回収することになるでしょう。渚ルートをメインに据える以上、深入りはできないはずですが。
 少し話は変わって、クラナドの放送前に私が予想していたことなんですが、アフターに入ってしまうと、ほとんどの声優の出番がなくなるのです。なので、いきなりアフターから入って、学生時代を懐古するという手法はどうかと思いました。これならば、2クールでの終了も可能ではないかと。まぁ、真面目に考えていたわけでもないので、適当にあの黒歴史この青空に約束を」をぱくったわけなんですがwwしかし、あれはあれで構成としてはうまくできてましたよね。しっかりとルートをすべて回収しましたから。
 しかし、この懐古ではありませんでしたので、私は今新たに別の手法を提案します。もちろん、適当ですけどwwひぐらしのなく頃にと同じ手法はどうかということです。つまり、一度破滅(アフターの渚死亡)にまで持っていって、それからループ要素を使うのです。それを誰かが強く認識する必要はありません。りかのような存在はいらないということです。幻想世界の設定をうまく使い、朋也に少しだけそういった雰囲気を持たせればいいのです。誰かとハッピーエンドを迎えるたびに、幻想世界へと繋げる。これである程度の秩序は保たれるかと思います。おまけに声優がもう少し長く活躍することができますし、中だるみしません。原作と似ていますが、もう一度学生にまで戻るという点で違いがあります。
 と考えてみましたが、やはり違うのかなと書いていて思いました、すいません。渚が死んだ後に、学生にまで戻り、別のヒロインと絡むのはどうかなぁと。ある意味では、悲壮感がでていいのかもしれませんが、そこまでして別のヒロインと絡ませてほしくないですよね。仕方なく絡ませたような展開では興ざめするし、他のヒロインに対して失礼と言うか、もう少し大事に扱ってほしいというか。だからこそ、原作では先にヒロイン編をすべて終えてからアフターだったわけですからね。そうなると、渚が演劇後、寝込んだ後に、他のヒロインと絡むのかなぁ・・・・・やっぱりこれが一番無難か。よく考えてみると、汐編があるんですよねぇ。汐編と別のヒロインを同列には扱えないでしょうから、もう絶対にひぐらし的ループはないですかww
 でも、まぁ、何度も言っているように、無理やりすべてのルートを回収する必要はないですからね。詰め込みすぎはアニメが失敗する大きな要因ですので、注意すべきです。杏なんて随所で絡んできてますから、光として本編で回収する必要があるのかどうか。本編ではなく、DVDで補完として光を回収してもいいですし。智代も同様です。
 2クールでないとすると、ん〜、一応前回2クールをして、間を空けて2クールという話をしていたので、そう考えて見ると、2クールまでで渚が寝込むところまで、3クール目でアフターへと入り、4クール目序盤で渚死亡で汐編か?間を空けない場合はもう少し柔軟な作りができると思われるが、前回述べたように、中だるみするのは必至か・・・・・クールの境目は他の番組が盛り上がりますからね。
 
 う〜ん、何かがおかしい。これが一番しっくりくるはずなのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど、相手が京アニだということを忘れていましたww
 京アニだと、かなり早くにアフターに入り、渚が死亡するまでに、懐古を使って光を回収してくる可能性もありますよ。
 あるいは、渚が寝込んだ後、いきなり死亡という結末を先に提示しておいて、そこから汐編を始め、その後にアフター編をやり、ハッピーエンドという離れ業をやってみせるかもしれませんww(ありえねぇ)
 いや、ここは汐編を先にやって、アフターに入り、渚死亡で、もう一回学生編に戻って光回収とか(えー)
 いや、待て。もういっそのこと、汐編の中に学生時代の懐古を入れてはどうか。同列扱いではなくて、ちゃんと上下をつける。これだと、ループというか、奇跡の現象が原作と同じ一度でオッケーとなる。
 危ない、危ない。京アニに出し抜かれるところでしたよwwこれで京アニ完全包囲網は完成・・・してないですよねぇ。
 まぁ、馬鹿な妄想はこれくらいにしておきましょう。京アニの場合、予想を立てて、それが仮にあたったとしても本編の完成度が高く、十二分に楽しめるので、予想も存分にできるのが何よりうれしいwwネギま!とそういう意味では同じですね。