吉本ばなな「キッチン」 4/5

キッチン (角川文庫)

キッチン (角川文庫)

今頃かよ!という突っ込みは承知のうえで紹介してますww
 名著と言われるだけあって、非常によくできていて、手元においておきたくなる作品です。いわゆる、名作についての私の認識ですが、何かを求めて、数々本の中から探し当て、読むものじゃないと思っています。こういうと、賛成してくれる人がいるんじゃないかと思うんですが、理由はいろいろある。文字を打つのが今は大変なので(骨がおれてるんですww)簡潔に言うと、読むときの自身の違いによって、受ける印象が違うからということです。がんばって探し当てたところで、その本は、自身を映す鏡(とまでは言いませんが)でしかなく、そのときだけを持ってして判断はできないということ。
 なので、私はあえて名著ばかりを読む必要なんてないと思う。ふと手にしたくなったときが一番いい時期だと思う。そして、何冊も必要はないはず、めぐり合えたその本を大切にすればそれが一番だと思う。
 とまぁ、きれいごとを言いましたけど、とりあえず、本をただ通り過ぎるだけのものにすすのはもったいないということです。