第12話「love/dream」


 ん〜、かなり頑張っておられましたwwしかし、1クールなのが災いしたのか、打ち切りのような終わり方で残念。でも大満足、後はゲームでということでしょうか。

 OPに変化が見られました。砕け散らないのと、男が増えてるのは気づきました。細かいなぁと感心。一度も触れてきませんでしたが、EDも色々と変わっていましたね。

 蓮治は物理的な障害によって、別れを感じてしまいます。千尋がどう思っていたとしても、それを記憶できず、忘れてしまっていては、物理的にどうしようもなければ、もはやどうしようもないと。
 しかし、紙飛行機の千尋の日記に気づかされ、残された記憶を探して走り出す。記憶があるから想いがあるのではなくて、記憶がなくても想いは残るし、ずっと続けば、想いは続くはずだと。
 そういうわけで、何かが解決したわけではないのですが、一つの大きな困難を越えたことで、千尋の心の鎖が壊され、これからどんな困難も乗り越えて以降という決心がついたということでしょう。

 で、アフターエピソードですが・・・・・カメラ男はいらん!何で景とくっついてるんですか?意味がわからない。撮りたい物ってなんですかと。ゲームでは補完されてるのか?
 とりあえず、やっつけのようなラストだったことは間違いないわけで、夢のくだりはいらんかったなぁと。
 正直、あれで台無しですよwwジャンプの俺たちの戦いはこれからだ的な打ち切りの印象は拭えませんよ。クラナドで言えば、朋也と渚が同棲し始めたくらいで終わったような感じですよ。そんな解説いりませんよ。そもそも夢がどうとか、そんなことこの作品には誰一人として求めてませんでしたよ。
 と、荒れ狂ってみましたが、本編は本当に良いできでした。

 ところで、二つの物語の関係性は果たしてあったのでしょうか。みやこと千尋を比べるとなくはないと言ったところでしょうか。みやこも千尋も内にこもるタイプで、勝手に結論を出す。そして、誰かと一緒にいる未来の中で、いつか来るかもしれない喪失を恐れる。いつかこうなってしまうなら、最初からいらない。
 その辺が歩くためには夢が必要という話になってくるのかもしれませんが、共通のテーマとしてはあげにくい。景と千尋のリンクももう少し強ければ面白かったかも。まぁ、その辺はゲームのこともあるので、何ともいえません。

 で、やはり気になるのは、遠くに視点をおいて、木にくくられたリボンを見せるシーンです。ラストまで多用されていました。すべてのシーンを引っ張り出してこないと正確な解釈は難しいですね。ラストはリボンがなかったと思うので、そこだけを見ると、千尋の鎖とリンクしていたと思えそうですが、わからないww

 今期一番の出来だったと思います。見ていない人はとりあえず、Gyaoで無料で見れるので、見てみることをオススメします。