小林めぐみ「食卓にビールを」 2/5

 物理とか哲学的な要素が入ったラノベということで、読んでみました。半分くらいしか楽しめませんでした。といっても、別に全然敷居が高いとかそんなことはないんです。ただ、触り程度の内容で話が展開していくので詳しく解説とか改めてどうとか、そういう内容の文脈がないことが、逆にわかりづらい。
 ん〜、たとえば、ブラックホールの話が出てきたとして、それがわかっていることが前提で話が進むんです。詳しくわかっている必要はないですけど、物理学的な意味でわかっていないと駄目。そういう意味で、半分くらいしか楽しめなかったと思います。
 内容は、女子高校生の新妻が宇宙人とわかっているのかわかっていないのか、現実的な視点で宇宙人と何気ない日常生活の中で絡むというもの。コメディなんですが、本当にあっさりしているので、どう説明して良いのかわからないww本当に日常生活に宇宙人が出てきて、わいわい言うだけなんです。それがおもしろいかどうか・・・本当にライトノベルって感じですね。