魔法先生ネギま!165時間目 マジカル悪戯魂 その2

いつも思うが、赤松先生はすごい。シリアスからコメディタッチへ、ここまでなら思いつかないほどでもない。赤松先生がすごいと思うのは、辻褄があっている上に扱っている内容が多いこと、所謂引き出しの多さであり、それを作品の流れに沿ってピンポイントで狙ってくるところ。他にも色々あるが。
・笑 まき絵→夏美→高音のコンボは吹いた。高音wwのどかの暴走っぷりww妻妾同衾て。
・勝手なポイント 長谷川千雨の相談は、木乃伊取りが木乃伊に、というもの。この場合の木乃伊取り、木乃伊とは何のことなのか。木乃伊取りとはもちろん千雨自身のことで、木乃伊というのは魔法に関係してしまった生徒であろう。となれば、木乃伊取りをもっと具体的に述べるなら、魔法関連を探っていた者でありかつそれとは一線をおきたがっている者である。これは本当に的確に表現されていて、千雨は結局まほら祭で非常に大きな役割を果たすことになったわけだが、自己嫌悪という表現からしても、未だに他のメンバーとは違い吹っ切れていない様子。自己嫌悪とは結局魔法に関係してしまいドンドンと深みに嵌りつつあることを自覚している証拠。本当は魔法について色々と知りたいと思っているが一線は越えたくないという矛盾に悶え、さらにネットアイドルちうとしての自分とメガネをかけた長谷川千雨としての自分の二つの自分を抱えている。そんな複雑なキャラであるにもかかわらず、メンバー内では一番の常識派なのである。この先彼女は一体どうなっていくのか注目。つまり、何が言いたいかと言うと、長谷川千雨というキャラクターが好きだ。