第2話「虚身(ウツセミ)」5/10点


 「ぼくらの」とは打って変わって、こちらは虫と戦います。トンデモ話です。ちょっと見ていきましょう。

 ・虫だけではなくて、恐竜のような巨大生物もいる。
 これをちょっと勘違いしていました。虫だけなのと巨大生物もいるのとでは大違いです。え〜と、どこかで聞いた話なのですが、地球上の中で同じ大きさでどの種族が一番生物的に強いのかという話で、もちろん答えは虫だそうです。硬さや力強さもそうですが、生命力が強い。動物とは違い臓器で動いてないですよね。
つまり、何が言いたいかというと、虫だけだと到底歯が立たないんですが、わけのわからない巨大生物がメインになってくると、勝利の可能性が見えてくるというわけですね

 ・やたらと負け続ける人類
 これもどうかなと。負けすぎでしょう。どれだけ皮膚が硬いんだとwwせめてミサイルぐらいは効いて欲しい。皮膚を少しだけ破って血が少し流れるくらいには。あれだけ硬いともはや生物の壁を越えている。硬すぎると生物のように肌が伸縮できず柔軟な動きが取れるはずもないだろうに。
 全世界が壊滅状態です。それをたったの1人で全部救う予定・・・・・なわけがない。恐らく、ボスみたいな奴がいて、そいつを倒すと雑魚は全部消えるという設定。今回もそうでした。それがよくわからない。確かに虫は集団行動をしますし、リーダーがいることもあるという話は聞いたことがあります。しかし、あんな風にいきなりパッと消えてしまうのはおかしいかなと。まずあるのは混乱ではないでしょうか。
と考えると、ボスを倒した所で、雑魚がいきなり消えるはずはなくて、むしろ統率者を失って暴走する・・・・・わけはないww
だから、この場合死者の書による伝承を基に考えれば、これはある種のゲームといえるわけですね。雑魚は幾らでも湧いてくる。経験値を溜めて、ボスを倒せば平和になるww正にゲームです
というわけで、それまで人類のみなさんは大人しく自己防衛に全力を注いで、ボスが倒されるのを待ちましょう。

 ・なぜ銃器から離れないのか?
 相手が虫であるとわかった以上、銃器、すなわち点による攻撃では圧倒的不利だとなぜわからないのでしょう。せめて、火気を持ち出して欲しかった。
範囲攻撃ですよ。線による攻撃でも構いません。光熱のレーザーとか。歩行ロボを作っている場合じゃないですからww
 後、ミサイルでも傷一つ与えられない生物に拳銃を撃っても仕方ないかと。いや、わかるんです、あの状況で撃つしかないその気持ちもわかるんですけど、それでも意味ないよと言いたいww

 ・変身っぽいことをしました
 やめろぉ。やめろぉと、叫んだ時は「やめろぉ。ショッカー。ぶっ飛ばすぞぉ。」と仮面ノリダーとんねるず木梨)の声が聞こえてきましたww
 え〜、あらゆるものの構成を分解する成分を含んだ人間に移り変わったのかな?あらゆるものの構成を把握、分解して体内に取り込め、またその取り込んだ原子、分子構造情報を基に、それを再現する・・・・とか。だから変身ヒーローものでも、巨大ほにゃらら(死語)ものでもない。
ん〜、敢えて言うならスライムに近いのかなぁ。

 さて、今後です。第三回まで持ち越しますが、現在評価は5点に低下。見ない確率の方が高いです。どこまで人類が活躍できるのか、それでおもしろさが変わってくるのかなぁと。人類ガンバレ。