第2話『沢城凛奈(後編)』

 やっぱり駄目だ。悪いのは、アニメにしたことだ。原作の半分・・・のさらに半分の4分の一・・・いやもっと少ない情報量と内容しかないだろう。おもしろくないのも当然だろう。
どうしてもアニメにしたいならば、もう一度シナリオを一から書き直すほどの再考が必要だったのではないだろうか。原作の内容が内容なだけに。基盤がある以上、初回の視聴率は稼げたかもしれなかったのに。これならば作って欲しくなかったと思うのは私だけではないはずだ。

 ・今後予想される構成。
 タイトルにそれぞれの名前が冠されています。ということは、6人のヒロインがいますから、一人当たり2回です。恐らく、エロゲでいう仲良くなるきっかけに当たるエピソード、フラグが立つあたりのエピソードを持ってきてアニメにするのではないだろうか。
それで、最後はみんなで大団円・・・・・そのために、初回に3月になった別れのシーンを入れて、うまくまとめようとしたのだろう。これはもう仕方のないことかもしれない。エロゲはそもそも固有のエピソードでしか構成されていないのだから。しかし、この青空に約束をに限っていえば、まったくそんなことはないのだが・・・・これは最初から別れの決まった話だという印象を強めたかったのかもしれない。だとすれば、もう少し強く印象付けても良かったと思う。

 ・内容
 原作を知らない人はやたらと青臭く感じたのではないだろうか。実際、プレイした時も私も感じたものだが、基本的に序盤のみだからこれからはあまり気にする必要はないだろう。しかし、私はもう見ない。酷すぎて耐えられない。原作を知らない人はもっと見ても仕方がないだろうと思う。
ただ、わずかでもリアルっぽい青臭さを感じたなら、すでに丸戸氏の罠に嵌っているぞとww普通のシナリオの青臭さはかなり属っぽく作られているから、それほど青臭く感じないだろう。しかし、現実はこうなものだ。そこんところをちゃんと理解させるようにゲームの方ではなっているんだが、アニメではわからない。だからわけもわからず青くみえる。
以上。感想打ち切り。