第1話「ふたり〜出会わなければ〜」6/10点


 え〜、また暴走?空中浮遊都市?竜馬(りゅうま)って何ですか?
ちょっと事前情報をあまり確認していなかった。あまりに私が知っていたロミオとジュリエットとかけ離れていたので、きょとんとしてしまいました。原本を読んでいれば、違うとはっきりわかったでしょうが、中途半端にしか知らないので、余計にこんな話だったか?と惑わされました。
 一番驚いたのは、両家が抗争状態ではなく、すでにモンタギュー家が勝利を収めていて、さらに都市を支配しているということ。そこが違えば、もはやロミオとジュリエット言ってはいけないんじゃないか?でも、これからキャピレット家が復興をかけて、勢力を大きくして反抗していくことになるのかも。

 ちょっと辛口になりましたが、これはこれとして気持ちを切り替えていきましょう。コンセプトが同じなはず。
 まず、悲劇であるということが大前提。そして、二人は家同士の問題で結婚できない、争いの渦の中に二人の恋が飲み込まれていく。ん〜、改めてコンセプトを挙げてみると、別に珍しくも何ともない設定だな。これを単純にアニメにするのではなく、どこまで劇的にできるのかが製作会社GONZOに問われている。もっとも、それはGONZOにして見れば、得意中の得意、専売特許、GONZOにできなければ誰にもできない、といったところではないだろうか。
 あらすじはやはり省略。また初回なので、大した感想も書けませんが、それでもいくつか挙げていきましょう。

 ・ジュリエットとオーディーン
 この設定もまた原作とは大きく異なるでしょう。ジュリエットはとにかく秘められた存在であるというところから、色々と発展していったというところでしょうか。
にしても、オーディーンの髪はどうなっているんだ?どうやったら、あんなにナチュラルに長髪が短髪になるんだ?あれか?こう、くるっと中に巻き入れているのか?ヅラみたいにちょっとふわっと浮いているんだなww
 
 ・空中浮遊都市
 え〜と、私はこの設定がどうやっても受け入れられません。普通に考えて、重力に逆らっています。何とかして、大陸を浮かべられないかと一時酷く悩んだことがあって、その結論として、衛星がある。つまり、人が打ち上げたものであったり、月であったり。それを妄想したならば可能かなと。
 ちょっとだけ理屈っぽく考えるなら、今よりも地球の重力が弱まっている世界で、大気がそれでも地球の周りを離れずに大きく広がっていている状態で、もう少し浮遊大陸が球状であって、その大陸事態にも引力が働いていてぐるっと地球のように直進して一周できる場合ですか。要するに月をもう少し小さくして、大気圏内に納まれば何とかなるかもしれないなぁと。まぁ、適当にそれっぽく言っているだけなのであまり深く気にされないように。
 なので、これは地球の一部にあるのだと仮定して見ることにします。いつもそうしています。空を飛んでついた大陸は空の上にあるのではなく、単純に飛行機で空を飛んで海を越えてたどり着ける地球上のどこかの大陸と認識しておけば問題ありませんからね。

 ・ポイント――序盤で処刑されそうになっていた民がいました。で、結局あれでは止めることができていないでしょうね。馬鹿みたいに全員でオーディーンを追いかけていれば、あの少女は逃げ延びれたかもしれませんが。かんしゃく球と言っても、その程度では平民が隙をみて逃げることなどできませんて。兵士を舐めてはいけませんよwwつまり、あの場でオーディーンは逃げるのではなく、兵士全員をのしてしまわなければならなかったと、こういうわけです。

 ・ポイント――ロミオは自分が救った相手がジュリエットとわかってないはずですが、ジュリエットははわかっているでしょうね。となると、ジュリエットの方は一目ぼれではないということになるんですが・・・・・雰囲気に呑まれて見惚れてしまって、はっと気づき、必死に今のは違うと否定しようとするが頭から離れないというツンデレタイプなのか?ジュリエットをツンデレにするとは、何て大胆な演出だ・・・・私の妄想でないことを切に祈ろうかなww

感想はこんな所です。次回もやります。