映画「大日本人」(ネタバレ無し)

 昨日、友達に連れられて、「大日本人」を見てきましたよ。映画を映画館で見るのは、実に6年ぶりで、映画館に入るだけで非常に懐かしかった。
 前置きはさておき、さっそく一言で感想を言うならば、「松本人志が作った映画でした」です。

 事前情報があまり流されていないのは、見れば納得できました。見ないとわかりません。見た私自身ですら説明する事はできません。というのは、ストーリーがどうとかそういう作品ではないからですね。
 それでも評判や傾向は知っておいてから見たい、あるいは見に行こうか決めるという人のために、いくつかテーマを挙げて、それに私が答えておきます。

 ・ お笑いなのか?

 その通りです。松本人志が作る以上、お笑いでないはずがありません、と答えておきましょうww

 ・ 本当に映画なのか?

 映画と言えば映画です。が、一般的な映画というくくりではないでしょうね。感動とか青春とかそういうものは期待しないで下さい。

 ・ カンヌではあまり評判が良くなかったみたいだが・・・
 見た後に思うのは、なぜカンヌで流されたのかと疑問だということ。賞を狙うというような作品ではまったくありません。恐らく日本人にしか理解できない、というか松本人志という人間を知っていないとおもしろさが理解できないのではないかと思います。

 ・ ターゲット層は?

 松本人志が好きな人でしょう。松本人志が好きならば見る価値はあるし、好きでないならば見なくてもいいと思います。

 ・ 作品を一言で表すならば?
 「日本人」、これにつきますね。

 最後に
 個人的な感想を言えば、もう少しうまく、おもしろくできたんじゃないかなと思いました。買い被りなんでしょうか、それとも「ごっつええ感じ」のときの松本がおもしろすぎたのか。ただ、私が年を取っただけなのかとも思いますが。
 楽しんで見れればそれがすべて、そういう作品です。深く意味を考える必要もないでしょう。見て感じたことだけが全てで、色々と批評されるような作品ではないと思いますよ。まぁ、そうですね、良し悪しではなくて、笑えるか笑えないかという基準なら色々と批評するのもありかもしれません。