勝手な予想と余談

 前回の日記を多くの人に読んでいただいたようで、ありがとうございます。
 調子に乗って、何となく思ってるだけの予想とか捕捉を書きますww

 ・ 隙をつく展開

 隙を付く展開についての補足です。結局、何を言いたかったのか言うと、例えば、ハルナに魔法バレが起こったとき、ネギはあっさりと仕方がないと認めてしまった。朝倉のときも同じです。こうもあっさりと、許してしまう展開こそが隙を突いていると思うのです。魔法がばれてはいけないのならば、魔法使いとして絶対に覚えなければならない魔法の1つに相手の記憶を操作するというものがあって然るべきなのに、それがない。これが敢えて作られた隙なのです。(アスナに使おうとした魔法はまだ不完全のようであったし、超を庇った時点ではかなりネギの成長が見られた後だった。)
 こうした隙が気にならない程度であればいいのですが、その隙間が何度も使われることになるし、それを補おうともされません。つまり、誰にも相談せず、1人で罪を隠匿しようとするwwまぁ、言わずもがなの一番やってはいけないパターンです。
 ただ、ネギは子どもで成長するにしたがって、自分で責任を取るということも見せ始めていますから、やはりこの辺は暖かく見守るべき隙なのかもしれません。
 主人公の成長を描いたマンガというのは結構好きなのですが、ん〜、何と言えばいいか、これが限界で最大だと言っていたのに、その後になって、実は限界を超えることが可能だったみたいなwwそんな設定を私はあまり好きじゃないんです。ダメだと言われると、絶対にダメなはずと思い込むわけです。
 主人公が成長の過程で、変わっていく事をダメだとはまったく思わないのですが、ダメだったものがダメじゃなくなる、それってすごく大きなことのはずなのに、曖昧に流されがちです。なぜなら、話は常に流れているからです。読んでいる方も振り返ってみないと、こいつこんな性格だったか?と疑うこともないでしょう。
 小説なんかは、ある程度まとめて書くわけですから、ある程度の整合性を得られるとは思いますが、何年も連載をされている漫画となるとどうなんでしょう?別にネギま!がどうだという話ではなくて、よくごちゃごちゃにならないなぁと感心するあまりです。でも、自分でもわからなくなっている作者の人もやっぱりいるんだろうかと。

 ・ アスナの所為で・・・・

 他のメンバーの行為がアスナに助長されているとも実は思っています。いいんちょではありませんが、「アスナさんだけずるい」という意識が何人かの生徒を動かしているのは間違いありません。そうなると、アスナは色々とネギの話や状況を知って、考えていたとしても、そのアスナを見ている生徒にはそれがわからず、アスナの所為でネギのことが見えなくなっているのかもしれません。
 
 ・ アスナの考え

 そのアスナですが、実はかなりシビアに考えているんじゃないかと思ったりww
 アスナの発案でクラブが発足し、部長となりました。その関係で、いいんちょ達に危ないことがあるならば、すぐに引き返すと確約しています。ネギが突っ走ろうとしたとき、気を抜いていなければ、それを止めるのはこれまでアスナの役割でした。ここまではいいでしょうが、ここからが問題です。
 以前のアスナは力の差を見切れていませんでした。相手の力量を計るだけの力がなかったということです。しかし、今は違います。より正確に判断できるでしょうが、見ようによってはシビアで堅実な判断をすることになるのかもしれません。

 ・ ネギは魔法世界で罪人?

 これまでとにかく前へ前へと向かってきたネギですが、目の前に大きな石が転がっているかもしれません。
 それは、ネギの認識不足です。例えば、私が魔法世界に行くとなれば、行った事がある人(タカミチもいますし、高音もそうです)に多くの意見を聞きますし、事前調査は欠かせません。サウザントマスターと言えば、魔法世界では大英雄です。その息子であるわけですから、同じように大人気なのは間違いないです。しかし、今は鎖国状態。魔法世界育ちでない人間がこぞってやってくれば、周囲の目は厳しくなるかもしれません。
 何も知らないネギ達がいきなり魔法世界に行って大丈夫なのでしょうか?言うまでもなく、多くの生徒はネギが魔法をばらした人間であるわけですから・・・・・