第百四話「ドクトル・カホゴ」


 今回の題名はわかりませんでした。ドクトル・ジバゴらしいですね。知りませんでした。

 今回の内容は、何でも過保護にする社会は良くないし、過保護すぎるとそれによって潰されてしまうという話です。

 絶望した!過保護社会に絶望した!

 ・ 過保護ですが、一概にダメとはいいきれない部分があるんですよね。それはなぜかというと、以前は守られて当然だったものが、今は当然のように守られないからです。権利であったり、倫理であったり・・・・
 例えば、子ども。以前は誰からも守られて当然の存在であったのに、今や子どもは狙われる対象であり、また騒動の発端であるとさえ考えられている。この認識の変化が、歪となって、自らの子をより良く育てたいという過保護につながってしまうわけです。
 社会の仕組みの変化に伴って変化した常識こそが、過保護を助長しているのですから、その社会が過保護を否定することなど許されるはずがないということですね。つまり、過保護を否定したければ、まず社会を変えるべきであると。

 ・ 一ページ目のネタの多さに笑ったww崖っぷち犬とかYMCAとかwwジブリもありますねぇ。

 ・ 政府のニート対策支援費
 まぁ、ニートはなんとも言えませんが、再チャレンジ支援というのは、もっとあって然るべきかなぁとは思います。バブル崩壊後の社会は、今に比べると大学受験と就職が本当に苦しい世代でしたから。所謂働けず、経験を積むことが許されずにワーキングプアに陥っている世代です。
 
 ・ 保護者会(PTA)
 最近問題になってます。親の常識がなくなったことが大きな要因でしょう。今の親となっている世代は、80年代や90年代に生きてきた年代ですので、丁度やりたい放題できた世代なのです。上で、苦しい世代だとか言いましたが、育った環境は良かったんですよね。良すぎた・・・・・
 後は、親が教師を尊敬しなくなったこと。親が教師に対してかしこまっていれば、子どももそれを見て、相応の態度を取るはずだと私は思うんですが。

 ・ 著作権
 ジャスラック出たww著作権の過剰保護ですよ、本当に。確かに、ある程度は保護されるべきものですよ。でも、もっとよく考えてください。人はみな人なのです。
 J-POPの歌詩についても、それを書いている人に共感できるなら、それはそれで意味のあることで、それを書いた人はそう感じたのですから、確かにそれはその人のものなのです。
 つまり、何が言いたいかというと、人は人ですから、同じ感情を持つのです。それを真似だというのは人間を否定することになるわけです。著作権を過剰に保護する事は、人が人であることを否定してはいませんかと。
 芸術活動とは本来人の感情を豊かにするべきものであるはずで、過剰にお金が絡む世界であってはいけないんじゃないかと思いますよ。創作者の方々は、多くの方に触れてもらいたいと望み、またもっと自由な活動を望んでおられるでしょうに。

 ・ 小ネタ
 作家いじり禁止ww私怨入ってますww
 NHKの50円値下げ。本当にびっくりですよ。50円!?手数料にもならないじゃないですか。BSデジタル放送受信であれだけ値上げしておいて、それですか。ふざけるなよと。NHKなんて見てないんだよ。ナディアくらいのアニメを放送するなら納得して払ってやるけどなwwって感じですね。各方面から批判が集中してますから、再検討されるとは思いますが、その神経を疑う・・・
 未成年犯罪者。これは反対意見です。私は大きな事件に目を惹かれすぎて、厳しくしすぎていると思います。今までが無関心すぎたのです。軽犯罪をあってないような軽い説教で簡単に見逃しすぎている。小さなゆがみを的確にキャッチしてサポートしてあげるべきだと私は思います。自分という人間ができあがっていない少年達にこそ、地道な活動が犯罪者を減らす結果をもたらすのですよ。厳罰化で犯罪を抑制させようとか、被害者保護とか、小手先に囚われすぎです。警察がメンドクサイことはやりたくないって一体どういうこと?と思ってしまいますねww 
 
 ・ 小ネターその2
 クドカンの映画。見てないですけど、大日本人のときに、隣でやたら笑う人がいて、興ざめになりかけました。だから、私はあまりライブ等にはいかないのです。盛り上がる集団になじめないのです。自分なりに最大限に楽しんでいても、それは恐らく他の人よりもずっと楽しんでいないはずなのです。わかっているのです。
 フリーターの給料が良くて就職しなかったり。友人にずっと派遣をしている奴がいます。月々の手取りは私よりも多いです。でも、ボーナスがありませんし、将来性もありません、休みも少ないです。貯金も出来て、遊べるお金も十分ある。ただ、将来のことを考えるとダメなんです。何とか説得しているんですが・・・・民主党が大勝して、全国のバイトの時給が上がるとなればどうなるんでしょうね。う〜ん、確かにこのぬるい位置で生活していく人たちがいなければ、社会というのは成り立っていかない。幸せの量に上限があるとは言いませんが、お金に上限はあるのです。それが事実なのです・・・・・
 
 ・ 今回のオチ
 過保護すぎると、ひいきの引き倒しになりかねません。過保護すぎてもダメだし、突き放しすぎてもダメ・・・・難しいですね。でも、本当は正しい基準なんてないんです。過保護だったり、突き放したり、それの繰り返しで、ぶれぶれして物事はうまく収まっていくのですww理想的な基準、軸のようなものがあるかもしれませんが、それは数字上だけのものということです。一所に基準が固まってしまうことこそ良くないことなのです。
 今回はちょっと長々と難しい話をしすぎました。たまにある真面目な回だと思って、また今回も見逃してやってください。