手をつけていなかった時間のかかる問題に少しだけ手をつけてみた


 今日は仕事がお休みです。なので、先週できなかったネギま!のことを少し書きます。

 ネギま!には多くの謎があります。色々な方がその謎についての考察をされています。私ももちろんそう言ったことをします。前置きは置いておいて、今日は時間がありますので、これまで壮大過ぎて、手をつけなかった謎に挑んでみようかなと思いますwwもちろん、誰かが同じようなことは絶対に書いているとは思いますが。


 ・ ナギはどうしているのか?
 あまりに壮大過ぎますwwわかっているのは、ネギが子どもの頃に村が襲われた際に助けに来たこと。それと、アルの情報たったこれだけですww
 ナギが生きているのは、アルビレオ情報でわかっています。カードによる物的証拠もあります。
 ネギがナギから貰った杖について。そもそもあの村に現れたナギが現実に本物かどうかについて、半々でしょうwwただ、現実的に存在する物であることは確かですから、あのナギが思念体、つまり学園祭時のアルビレオのようなものであったという可能性は否定できるかと思います。
時間がないという表現は何らかの特別な制限のある力に頼っている証拠です。加えて、形見という表現をしています。今現在、ナギが生きている以上、それは形見とは言えませんが、もう会えないということを前提に話しているとすれば、やはりあのナギは本物であったとしても、普通の状態ではないナギであると言えるかと思います。
 まず駆けつけるためには、そこにいない以上情報を得なければなりません。どこから手に入れた情報か。もちろん、襲撃側でしょう。襲撃を受けてから準備をしていたのでは間に合いません。何らかの手段で、襲撃の情報を手に入れ、何らかの手段で一時的に駆けつけた。そう考えると、ナギはその襲撃側と非常に近いところにいることがわかります。安易ではありますが、今もナギは独りで戦っているという可能性もあります。それと同時に、すでに捕らわれているという可能性もあります。ただ、そうなるとどうやってあの場に駆けつけることができたのかを考えると、よほど特殊な状況となるでしょう。そうですね、例えば、捕らわれていたが、敵の中にスパイがいて、彼が一時的に動けるようにしたが、逃げるまではいかず、また捕まったとかww
 確かな情報ではありませんが、アルがナギについて、武闘大会の中で(12巻)エヴァにあなたが求めたかつての彼との再会はできないかもしれないと言うような発言をしていますので、村の襲撃時はまだ何とか保っていたが、やはり今のナギは危険な状況にいて、それは捕らわれているかもしれないと受け取れます。少なくとも、行方不明とされていることから、保護されていない状況だということは間違いないでしょう。
 また話は戻って、村に駆けつけるための何らかの特別な手段です。これまでと同じであるならば、タイムマシーンという可能性が考えられます。しかし、タイムマシーンに頼ってしまうのは私は嫌いですから、実はナギがネギだった的な発想もできてしまうという嫌味のようなことを考えてしまいますww
 まぁ、そんな可能性の低いことは置いておいて、一番ありそうなのは、先のどうやって知ったのかにも関連することですが、特殊な魔法陣です。ナギが悪魔などを相手にしようとしていたのならば、身内が狙われることは想定できるので、予め、有事の際に自分を強制的に転送させる力を働かせておくということです。その強制転送される時間というのに制限があるというわけです。そう考えると、すでに捕まっていたとしても、問題はないわけですし、どこかから情報を得る必要もなく自動的に強制転送されます。ちなみに、転送魔法陣というのは存在していて、エヴァの別荘にあります。龍宮も使用していました。エヴァはかつて、東京から京都まで空間移動しましたが、あれはエヴァ独自の邪道ということで。その転送魔法ですが、何の制限も設けなければ、あまり長距離には通用しないのかなと思います。あくまで予想ですが。だって便利すぎるww
 その次にありそうなこと。先の転送魔法陣と同じ発想ですが、異次元間の移動。もうめちゃくちゃな話になりますが、例えば、魔法世界とは、現実の世界とは違う層にあるとされています。魔法世界は作られたものであるわけで、それを応用して、ナギが無茶苦茶な魔力で別の世界を村に作り出しおく。そして、もう一つの入り口を新たに作れば、どこでもドアのできあがりですwwただ、この裏ワザは、世の理に反しているので、僅かな時間しか利用できないとか。まぁ、エヴァ精神と時の部屋なんてものを作り出してますので、ないとは言い切れませんよね?
 もっと安易に考えると、強制転移です。ナギの側にいた誰かに無理矢理ナギを転移させるという方法。これもやはり長距離は難しいとの理屈から時間の制限が加えられると考えます。
 転移以外の方法はどうでしょうか。あれは、本当にナギが空を飛んで駆けつけたのだとする。ありえなくは無いですが、あの状況をほっぽり出してとんぼ返りしなければならない状況となるので、それはやはり考えにくいかと思います。それ以外では・・・・・ごちゃごちゃしすぎてるww他にも考え出せば、切りがありませんので、やはりこの辺で断念しますorz。
 予断ですが、揚げ足を取るような話を少し。村を救った後、ネギとナギの再会のシーンですが、ナギはネギを見て、お前ネギかと少し意外そうな発言をしています。てっきり、ナギはネギを救うことを一番の目的として帰ってきたのかと思っていたのですが、どうやらナギの一番の目的は、村を救うことや悪魔を退治することにあったのだと考えられます。
 そうですね、後はガトーは誰に殺されたのか。なぜアルは十年も治療が必要な状態に陥っているのか。この辺りがナギの謎に関わってくるかと思います。ガトーの謎は、やはりあの組織と関係があるのかと。アルはそもそも人間族ではないでしょうから、人間ならば10年も治療にかかるような怪我はありませんが、長寿だからこそ特別な条件があるのかと思われます。その状況に陥っている理由はガトーと同じ理由かと。彼らは集団行動をしていたはずですから、必然そうなるでしょう。
 以上、謎は解明できませんでしたが、生きているということがわかっているので、物語の終盤ではきっと味方になってくれることでしょうww

 ・ エヴァの別荘
 ちょっとだけ。中の時間は外に比べると時間の流れが速くなっています。つまり、中の1日が外の1時間というわけです。中に入って、3日過ごして外に出ても、3時間しか経っていません。中に入る誰かは3日分の体内時間を過ごし、外にいた誰かは3時間の体内時間しか過ごしていないわけです。よく、相対性理論で、光の速さで・・・・という話がありますが、その場合、理論上光と同じ速さで動いた人は時間の進み方が遅くなるらしい。
(光の速さは常に一定で、光の速さで動く人も止まっている人にも光は同じ速さである。しかし、光と同じ速さで動く人は、止まっている人から見ると、やはり光と同じ速さである。
光と同じ速さで動く人がある時間で動いた距離は、光と同じ距離であるが、光と同じ速さで動く人は光を、やはり止まっている人と同じ速さで感じ、ある時間で動いた光の移動距離に矛盾が起こる。それをどう説明するかといえば、光の速さが一定であるので、光の速さで動く人の時間の進み方が遅くなっているとする。
つまり、それぞれが単独で光と比較した場合、同じ体内時間と光の速さを感じているはずだが、止まっている人間の視点からすると、光の移動距離と光と同じ速さで動く人間の移動距離は同じであるので、同じ体内時間を感じていようとも、光の速度、移動距離は変わらないはずなので、同じ時間ではありえない。つまり、止まっている人間と光の速さで動く人間との間に、同じ体内時間を感じていようとも、実は時間の進み方が緩やかになっているというフィルターを通してやらないと、理屈にあわない。とかなんとか・・・あやふやですww間違っていたら、すいませんorzあっ、ちなみに、距離は時間と速さをかけると出ますよね?)
追記:まだわかりにくいと読み直して感じました。光と同じ速さで動く人間を、光の半分くらいの速さで動く人間とするとわかりやすいかも。ごちゃごちゃに書いているような気がする。そう考えると、光の速さは一定で、半分くらいの人は本来相対速度によって、光の半分の速さで光を感じるはずなのだが、実際は光の速さで感じているので、矛盾が生まれると。こんな感じで同じ手順で自分で計算などやってみてください・・・・すいません、これ以上の書き直しは正直面倒なのでww

まぁ、要するに、このエヴァの別荘とは逆の効果を得ることになりまるとww原理をどうこういうつもりはまったくありません。私もよくわかりませんので、間違っていたら本当にすいません。興味のある方は、ご自分で調べてください。
 今ここで、問題にしようとしていることはまったくそれとは関係のないことで、ただその理由をちょっと考えてみようかなと思うのです。永遠の時間を生きる不死者のエヴァンジェリンがなぜ、外よりも時間の進むのが速い別荘を作るのか。
 普通の感覚で考えると、長く生きているということは、物事に飽きるということですから、わざわざ別荘に篭って、より長く飽きた時代に付き合う必要はないわけです。どうせなら、流れの遅い別荘を作れば、別荘内の1時間が外の一日に相当するように作れば、あっという間に時間が過ぎてくれるわけです。
 そこには何らかの理由があるはずです。まぁ、ネギたちに修行をさせたかったので都合よくやってしまっただけという可能性もありますが、それも考慮して、そうでなかった場合のことを考えましょう。
 私が考えるその答えとは、作ったのは逃亡中のことらしい(どこかに書いてあった気がするが思い出せない)ので、最初は修行のためと、ナギ捕獲のための修行に使っていたのかもしれません。ただ修行をするのではなくて、ナギが生きている時間を依り長くしながら修行をするという徹底振りでww
まぁ、その後はナギを探すための時間をのばしているということが考えられます。最初は死んだと思っていたわけですが。どういうことかというと、外にいると、ただ時間が過ぎてしまう。別荘の中に入ると、永遠の時間を持つエヴァですから、他人よりも何のデメリットもなくより多くの時間を所有することができます。その時間を使って、ナギを探すための方法を考えているのです。
 さらに妄想すると、ナギと同じ時代を長く生きることが可能になるのです。まぁ、そんな無駄な使い方をするのかどうかはわかりませんけどねww場合によっては、どちらのバージョン、つまり外の時間が早く進む別荘というのも持っているのかもしれません。

 ・ アスナアーティファクト
 これも本当に今更なんですがww壮大といえば、これかなと。物語の序盤では、アスナアーティファクトがハリセンや剣であっても不思議ではありませんでした。のどかのアーティファクトが自身の特徴と関係したものが得られていることから、アスナアーティファクトも、剣士のような元気さや身体能力の高さから来るものだと判断できたわけです。そもそもどのようにして、あーティファクトが決まるのかと考えると、例えば、千雨に電子関係のアーティファクトが当たったように、あるいはハルナに絵描き関係のものが当たったように、他者との比較ではなく、自身の特徴を自身がどう捉えているのかによってアーティファクトが決定されるのではないかと予想されます。本人の意識というのは重要です。ただ、木乃香に治療系のアーティファクトが当たったように、本人が秘めている資質から出てくる場合あるわけです。
 前者のように考えると、アスナは他者と比較して、身体能力が優れていると考えていて、そういった点がアーティファクトに強く影響されたといえますが、後者だと考えると、まったく話は変わってきます。今の時点では、アスナの身体能力の高さは刹那のような根本から違うものだと言えるし、王族であるという資質がものを言うならば、決して剣や盾であるはずはないのです。
 後者の可能性について、なぜ資質を見抜けなかったのかを発展して考えると、アーティファクトを選定する力以上の力でアスナの能力が秘匿されていたという可能性が1つと、忘却と眠っていることの違いによる可能性が考えられます。
 前者、アスナの能力は秘匿されていたというよりはどちらかと言えば、過去の忘却により力を失っていたという方が正しいかなと思うのですが、敢えてそうではないとしてみます。するとどういうことになるのかというと、多少話は脱線しますが、単純な記憶操作だけではなくて、強力な魔法がかかっていたが、アスナがネギとの仮契約をきっかけにその魔法がほころび始めたと考えられます。アスナ魔法無効化能力を持っていますから、仮契約という方法でないと、記憶の封印や魔法のロックは解けない仕組みになっていて、もしかすると意図的な何かがあるとも受け取れます。まぁ、アスナアーティファクトの選定には、それ自体は安易ですが、深い意味があったと。
 後者。理屈はわかりませんwwただ忘却の方が眠っていることよりも、資質を見抜きにくいのだと。
 これ以上は、矛盾を追及することになるかもしれないのでこの辺で控えます。

 次に考えたいのは、アーティファクトが必要なのかということ。元々強かったメンバーは仮契約やアーティファクトに頼らないというのが、現状です。刹那の例は別として。刹那にしても、多用しているわけではありませんね。何が言いたいかというと、能力の高いメンバーはアーティファクトを使わないとすると、アスナもそれに当てはまるのではないかということ。今や咸卦法をカードなしに使うことが可能となっています。ネギから魔力を供給されなくても、十分戦えるのです。
 ただ、武器について。刹那は夕凪を帯刀していますが、普段から持ち歩いているわけではないでしょうから、瞬時に出し入れできるという点では非常に便利です。この点のみが、アスナアーティファクトに未だに頼っている最大の理由でしょうか。それをいうと、残りの仮契約をしていない強力なメンバーも仮契約をしておけばいいんですが・・・・・刹那のときのように、非常事態を想定して。超編の未来の世界で刹那はネギによって、強制転送できましたが、楓は仮契約をしていないのでそれができませんでしたね。そういうことも考えると、やはりこの先の危険な展開を予想すると、やっておいて損は無いのですから、もうこれは一重にプライドの問題でしょう。

 仮契約によるもう一つの利点は、契約執行による身体能力の強化です。最近はあまり使われないので、忘れがちですww今のアスナには必要ないでしょうが。ここで、勘違いしないようにまとめておくと、アーティファクトの使用と仮契約執行の魔法はまったく別物です。ネギがいなくても、アーティファクトを自由自在に彼女達は使いこなしています。
ここで思い出してほしいのが、アスナと刹那の武闘大会でのこと。初めて咸卦法を使ったアスナに対して、ネギから魔力が流れていましたね。考えられるのは、2つです。仮契約でつながっているのだから、求めれば、どんな場合であっても常に魔力は供給される可能性。もう一つは、実はあのとき契約執行の魔法が働いていたということ。
ここで、さらに先ほど上げた話、カードがなければ咸卦法が使えないということを思い出すと、このカードがどんな役割を果たしているのかというと、魔力を自身から拾い上げてくるあるいは、自身の魔力を媒介にできる役割をもっている。そのおかげで、のどかや夕映らも好き勝手にアーティファクトを使うことが出来るということです。
そう考えると、初めて咸卦法を使った時、本当はアスナ自身の魔力のみで補えたはずだが、何分初めてのことだったので、ネギからの供給を一時的に強要したか、契約執行の魔法の力を強く引き込んだかのどちらかになると。ただ見ようによってはネギ側から魔力を送り込んだようにも見えますので、第三の可能性として、契約執行の魔法は働いていないが、やはり仮契約の効果として、常に強制的に魔力を送り込むことができるということがあるというのが考えられます。
この可能性を今のアスナの状況で考えるならば、今はもうネギの魔力や契約執行の魔法を必要とするレベルではありませんが、場合によってはネギの魔力でさらに咸卦法を強化ができる、つまりいずれの場合においてもネギの魔力とアスナの咸卦法は共存できるということになるかと思います。

 以上。長々と時間つぶしでしたww読んでくれた方、ありがとうございます。