楽屋トーク(改訂版)


 ネギま一空気を読んだ学園長(メルディアナ)と今回空気を読めなかった(?)フェイトの楽屋トークです。
(似非関西弁ですいません。)

学園長=学(古株芸人) フェイト=フ(若手ホープ


 学「あぁ、お疲れさん、お疲れさん。」 
 フ「あっ、お疲れ様です。」
 学「ちょっ、自分こっち来て、座ってくれるか。」
 フ「えっ?ああぁ、はい。えっ?何ですか、これ?」
 学「自分、今週のあれどうなん?」
 フ「あれ、といいますと?」
 学「あれ言うたら、あれやがな。」
 フ「えっと・・・・あれですか?あぁ、あれですね、あれ。」」
 学「あれ、どういうこと?」 
 フ「どういうこと、と申されましても・・・・・」
 学「自分がやったんちゃうん?石、ガー落として、全員パーっと飛ばしてもうたやろ。」
 フ「あぁ、あれですね、あれ。ええ、まぁ、そうです、はい。」
 学「まぁ、てなんやねん。お前がやったんとちゃうんかい!」」 
 フ「はい。僕です。僕がやりました。」
 学「自分、何であんなことしたん?もっと空気読まなあかんで。わし見てみ?このネギま!の物語を上手い具合に動かしたんわしやで。この前かて、ちゃんと魔法世界に友人呼んどいて、伏線作たったやろ?」
 フ「はぁ・・・・」
 学「それを自分、何?何であんなことしたん?まるっきり空気読めてないやん。」 
 フ「いや・・・・・その、僕はそんなことない思うんですけどね。」
 学「いやいやいや、ごめん、えっ?何て?聞こえへんかったわ、もう一回言うて。何?」
 フ「いや、そんなことないと、僕は思ったり・・・・・・思わなかったり・・・・」
 学「あれは、あかんて。みんな見てみ、ぽかーんとしてるやろ。」 
 フ「はぁ・・・」
 学「みんなそんなこと望んでなかったんやて。メガロ・・・・・メガロなんちゃら(メガロメセンブリア)の街並みとか、魔法使いとかそういうものを見たかがってたんちゃうん?」
 フ「いや、それはそうですけど・・・・でも、実際にね、あの後、ネギさんがどういう指針で魔法世界を動き回るのかなんてまったく決まってなかったんですよ。そもそも、魔法世界では、ナギさんはもう英雄にあたるわけですから、散々探し回られているわけですよ。それを今更、ネギさんが来たところで、パッと真実が出てくるなんてそれこそ空気読めって感じですわ。」
 学「・・・・・・ネギさんとかどうでもええねん。」
 フ「それに、赤松先生も助かったぁ言うてくれはりましたわ。都市の内部の設定とかまだ全然固まってなかった言うてはりましたし。君のおかげでもう筆がすいすい進むよって。」
 学「・・・・・・赤松先生とかどうでもええねん。
 フ「空気っていうのは、やっぱこう流れに乗る?っていうんが正しいんやないかなと僕は思うんですわ。この先は赤松先生が上手い具合に処理してくれはる思いますし。」
 学「うるさい、黙れ
 フ「えっ?何ですか?すいません、ちょっと声が・・・」
 学「そんなんどうでもええんじゃぼけぇぇぇぇぇ!!
 フ「ぉわぁぁぁあ。」
 学「お前は空気を読んでたのか、読んでなかったのか、どっちなんじゃやいぃぃぃ。
 フ「そっ、それは・・・あの・・・」
 学「読んでたのか!読んでなかったのか!」 
 フ「先の展開が苦しくなるのを見越したという点からすれば、読んでたんじゃ―――」
 学「そぉい!!
 フ「ぁああぁあ。はい、読めてませんでした。すいませんでした。」
 学「はぁ、はぁ。そうやろが。わかったか。はぁ、はぁ。」
 フ「はい。ホントすいませんでした。勉強し直します。」
 学「それでええねん。それをブツブツ、ブツブツと言い訳しくさってからに・・・」


赤松先生(赤)=プロデューサー
 赤「ご苦労さん、ご苦労さん。」
 学「あぁ、お疲れ様です。」
 赤「今週のフェイト君よかったねぇ。いや、本当に助かったよ。」
 フ「いえ、とんでもないです。」
 赤「いやいや、そんな恐縮することないよ。あんなことができるのは君ぐらいのものだからね。さすが、若手のホープ。」
 フ「いえいえ、僕なんてみなさんに比べればまだまだですよ。」
 学「・・・・・・」
 赤「謙遜するなんて、本当に有望だね。ハッハッハッ。」
 学「あの・・・・・ちょっといいですか?」
 赤「ん?ああ、どうかした?」
 学「私の出番は・・・・どう・・・ですかね?」
 赤「あぁ、そうだねぇ・・・・次は最終回かな?ハッハッハッ」
 学「・・・・・あぁ、そうですか。そうですよね・・・ハハッ。」
 赤「冗談、冗談だよ。そのうちね。そのうち。」
 学「ありがとございます。これからもよろしくお願いします。それじゃ、お先失礼します。フェイトさんもお疲れ様でした。」
 赤「お疲れさん」
 フ「・・・・・・・・」