第4話「対外折衝」


 色々と突っ込みどころ満載ですが、とりあえず制作陣は頑張ってるなぁと思います。私如きに言われたくないと思いますがww

 ・ 綺麗に1話ごとにまとめている

 非常にうまいと思います。黒田洋介か、それともシナリオ構成担当かな?話が1話ずつきっちりと展開し、まとまっている。正確に詳細まで描けていないと断じてしまう人もいるでしょうが、ここは、むしろここまで簡潔、綺麗にまとめ上げている能力の方がすごいと見るべきでしょうね。

 ・ わかりました

 さすがにわかりましたよ。ガンダムマイスターが誰が攻撃するのか。「これがガンダムマイスターだ。」ってネタをやりましたからねww
 タリビア政府の「来るなら来い、ただし相手をするのはガンダムだがな」という姿勢に素で笑った。こいつ、本気で政権を任されてるのかとwwそんな不確定要素に頼るなよ。もし来なかったら全滅です。勝負に出すぎだろwwまぁ、オチは違ったんですけどね。これって、キューバと何かを合わせたの話かな?
 
 ・ 誰が得をしたのか?

 ん〜、微妙ww一番得をしたという意味ではやはりアメリカでしょうが、それでも少し番組の回答に沿わした形にするならば、大なり小なり誰もが得をした、安定に近づいたといったところでしょうか。まぁ、誰かが利益を得たならば、どこかで割を食っているはずなんですが、それをソレスタルビーイングが担っている以上・・・・という話です。とは言え、一概には言えませんが。最後の・・・・えっとなんでしたっけ?政治は簡単じゃない、難しいというような記者の発言がありましたが、現実と比べていうならば、正直、あれだけ無茶が出来れば簡単ですよねぇ・・・・・議会はどうなってるんですか?野党はいないのか?いつからどこの国も一枚岩になったんですかと
 話を戻して、逆に誰が損をしたのかと考えることにこそ意義があると私は思います。ソレスタルビーイングがこの世界の中で正義を貫いていくというのならば、それによって損をした人間を無視することはできないですから。それは、つまり制作側がよりリアルな描写を求める限り避けては通れないということです。いつまでシナリオを綺麗にまとめあげられるかが見所になってくるのかもしれませんね。
 で、件の誰が損をしたのかという問いですが、これもまた難しい。まだまだ設定が見えてこないという部分が非常に大きな要因です。例えば、今の状態で全員が武力を放棄することにしたとして、それは、つまりすでに形成されてしまっている経済、流通、組織、利権が動かないということに他ならないわけです。見ている感じでは、どうもこの世界観では、弱者の方が武力を必要としているんじゃないかなと。強く大きな組織は武力がなくても、権力がありますからね。
 そういう意味で、社会の停滞、経済の停滞が生む損失を誰が賄うのかという話なわけで、例えば、ミサイルの製造で動いているお金が停滞するとそれに関わっている特に、末端の人たちの仕事がなくなるわけですよwwこれだけ軍事産業が栄えているという設定上、経済的にはかなりの痛手になります。現実でいえば、トヨタが車を作れないっていう話ですよ。
 損をしたというのを今回に限っていうならば、ガンダムによって殺された人たちでしょうか。茶番ですよね。いきなり軍を派遣て、みたいな突っ込みもありますけどww
 ところで、結局、弱者とは、究極的には文明の発達していない国家の国民なんでしょうね。それが、作中に登場している アザディスタン王国辺りに関わってくるのかもしれません。まぁ、そこまで気を回して設定を考えているどうかは不明ですが、ガンダムWのリリーナのようなヒロインとして位置づけているのでしょう。
 

 次回以降は世界観の説明が落ち着いたので、キャラクターの方に焦点を当てていくのかな?