北山猛邦「クロック城殺人事件」 1/5

『クロック城』殺人事件 (講談社文庫)

『クロック城』殺人事件 (講談社文庫)

 これは・・・・作家がどうとか言いたくないので、とりあえず、この本はひどいww何度読むのをやめようと思ったか。
 内容は、世界の終幕を迎えようとしている未来の世界を舞台に、なぜ世界が終わろうとしているのかを考えるのではなくてww、人と時間の関係性を研究し世間から隔絶された場所で暮らしてきた一族のもとに主人公が訪れ、また世界の終末を防ごうとしている人もその研究から何か見つかるかもと思い人がやってきて、その悲劇を暴き、同時に新たな事件が起こるという話。ちなみにミステリで、バトルをしたりもしますが、トリックは本格派だ!いったい何を言っているのかわからないと思うが、言っていることは断じて間違えてねぇ。
 何がおかしいのか。設定と起こっている事件と登場人物と展開がバラバラ過ぎるww根本ではつながってるのかもしれませんが、そこまで気力がもたない。とにかく久しぶりに頭を悩ませるひどい作品でした。