結婚感

まずは、ざっとでいいのでこの記事と反応について、目を通してください。

痛いニュース(ノ∀`) : 「年収260万円」と言ったら彼女の両親に馬鹿にされた男性…ネットで話題に - ライブドアブログ

 これを見て、かなり衝撃を受けました。まず、私の立場を明確にしておくと、こんな世の中だったか?と掲示板の反応に驚いているということです。当然、馬鹿みたいなことを書いているのは気にしなくていいです。
 年収260万で結婚ということに対しては、私も正直厳しいと思います。相手の親がそれを聞いて笑ったということは失礼極まりないものだと思います。しかし、今回はそのことは置いておいて、この掲示板の反応があまりに自分の認識とは違っていたので、少し考えていることを述べたいと思います。

 ・お金がないことが結婚できないことになるのか
 最低限必要な額というのはやはりあると思います。特に子供を育てる場合。でも、現実には結構やりくりできるようになっています。お金がなければ、都会では車を持つことはできないかもしれませんが、必要なくても十分暮らしていくことはできます。身の回りのものも、長く使えば、必要以上にお金がかかることもありません。養育費に関しても、一番問題とされる学費でさえ、様々な奨学金制度が用意されているのです。大学に関してのみ言えば、親が低所得者にはより充実した奨学金制度がありますし、就職してから本人が返すことも考えられますし、とある職業に就けば、奨学金を返さなくてもいいということさえあるのです。
 大学に行かなくても、この先の世の中を考えれば、4年間も棒に振って何も身に付かないような大学に行くならば、高卒で就職した方がずっといい会社に就職できるでしょう。
 つまり、親の意識、本人の意識の問題です。私も高校まで塾には行ったことがありませんでしたが、人に自慢できるほどではないですが、それなりの私立の大学に入れました。振り返ってみても、中学や小学の頃は宿題を真面目にやってたなと。そういうしつけの問題ですよね。
 お金がなくても、結婚できないなんてことはないですし、極端な話、子供を持たないということも考えられます。共働きも考えられます。ただ、だからといって、お金はそんなにいらないから楽に暮らしたいと考えるのは間違いだとだけはいえます。

 ・完璧にできなければならない
 掲示板に同じことを書かれていた人がいました。私も以前、日記で今の人は完璧にできなければならず、できないということを恐れていると書いたことがありました。そのときは、派遣で一生を暮らしていこうと考えている人は、そうやって考えるので、単純な作業である派遣をしているということがあるのではないかという内容でした。
 私も、今でも、ビジネスライクに会話をすることはできても、年上の初対面の方と日常の会話をするのは苦手です。何が言いたいのかというと、何年やっても、できるようになることとできるようにならないことがあるということです。私たち若者が、40代の風格のあるビジネスマンと同じふるまいをしろと言われても、それは絶対にできないのです。年を取らないとできないからです。だから、余裕のあるしゃべりをすることもできませんし、今は会う人のほとんどが自分よりも年上で気圧されてばかりです。どうやっても敵わないなと思うのです。
 それと同じで、生きていくことも、若いから、それだけでできないということってあるんですよ。私も若いんですがww子供を育ててみないと親になれないように、最初から親である人なんていないと思います。無責任に子供を生んで育てることは、良くないことなのかもしれません。でも、完璧にできないと親になってはいけないなんてこともまた絶対なくて、結婚を考えるからできるようになること、結婚したからやろうと思うこと、できることってあると思うんですよね。
 かく言う私は、恋人もおらず、結婚できるのかさえ危ういんですが・・・・

 と、まぁ、ここまであってるのかどうなのかわからないようなことを述べてきたのですが、何ていうか「もうちょっと何とかなるぜ」って感じが世の中にはないんですかねぇ。誰もが、ただ理由もわからず、不景気と将来に不安を感じているというのは、馬鹿らしい話です。今から老後の心配をして貯金をする若者が多いということですが、私もかつてはその一員でしたが、こうして怪我をして、考えがかわりましたね。60歳になってからやりたいことをやるような人生なんて馬鹿らしいなと思います。馬鹿みたいに散財しろとは言いませんが、長く生きないと出来ないことがあるように、若い今しか感じられないことやできないこともあると今では思います。でも、私の場合、じゃあ遊びまくるぞーとかそういう風にはまったく考えないんですけどねww