第1回

美砂「ちゃんとみんな揃ったわね。」
釘宮「一体何事?こんな所に呼び出して。」
桜子「うんうん。」
美砂「いいから、これを見て・・・」
釘宮「何?・・・後姿の割合?・・・・美砂が1位?ということは―――」
美砂「そう、私が一番酷い扱いを受けてるってことよ!」
桜子「にゃははー。」
美砂「笑い事じゃない!桜子11位、円は15位・・・・なのに、私ってば・・・どうしてなのよ・・・どうして私だけが・・・」
ず〜ん
釘宮「いや、私に聞かれても。たまたまじゃない?」
美砂「っ!!じゃあなに?ネギプリの結果もたまたまだって、円はそういうわけ!?」
釘宮「いや・・・それは・・ねぇ、桜子。」
桜子「私、23位だったにゃー。」
美砂「っ!?」
釘宮「ちょっ、ちょっと。ほら、その前は美砂の方がよかったでしょ。」
美砂「それでも、円よりは下だったけどね。」
釘宮「(駄目だこりゃ、完全に切れてるよ・・・)」
美砂「こうなったら、もうあの計画を実行に移すしかないわね。」
釘宮「あの計画?」
桜子「あれかー、にゃははは。できるのかにゃー。」
美砂「できるかどうかじゃなくて、やるしかないのよ。」
釘宮「いや、だから何の話を・・・」
桜子「だから、ごにょごにょごにょで・・ごにょごにょして・・・ごにょごにょを・・・ごにょごにょなわけですにゃ。」
釘宮「はぁー!?駄目、駄目。駄目よ、絶対に駄目。」
美砂「じゃあ、一体どうすればいいって言うのさ。」
釘宮「えっと・・・それは・・・・・ほら、あれよ。自分達をアピールしてポイントを稼いでいく・・・とか。前に言ってたでしょ?」
美砂「じゃあ、言ってみて。私のアピールポイントってなに?」
桜子「でこ」
美砂「他にあるでしょー!!」
釘宮「いや、そりゃ私達は美砂のいいところをいっぱい知ってるよ?当然でしょ。でも、ほらちゃんとデータで証明しないと他の人には伝わらないっていうか・・・ね?」
美砂「確かに・・・円のいうことも一理あるかも・・・」
釘宮「そう、つまり、美砂が1位のランキングを探し出して汚名を返上すればいいってこと。もちろん、言い意味でのランキング。」
桜子「ドつぼにはまったりしてにゃー。」
釘宮「あんたはもう、いちいち水を差すな。」
桜子「だから闇雲に探すより、まずは情報収集。さっそく亜子ちんを呼んで来る。」
 すたたたたー
釘宮「亜子かぁ。うちらの中ではまき絵に次いで優遇されてるもんね。」
美砂「亜子の奴〜。自分だけ抜け駆けして・・・」
釘宮「・・・(あんたキャラ変わり過ぎ)」

続く