第百話「路傍の絵師」

 今回の話は本筋以外が気になって、本筋がどうでもよくなるというお話です。

 ・ まずは題名から「路傍の石」をもじったものでしょうね。山本有三です。読んだ事はないです。この絵師というのは恐らく久米田先生のことでしょうから、自分を卑下されて、私は道の端で、こつん蹴られれば吹き飛ばされるようなその程度の漫画家ですよという意味なのだと思われる。

 ・ 今回も内容は薄いです。このやり口は一度だけ使用できる裏ワザみたいなものでしょうね。西尾維新先生の刀語の4巻みたいなものですww久米田先生安心してください、この話に人気があったとしても、これは本編ありきの裏ワザですから。

 ・ それにしても、100回記念だというのに、カラーじゃないなんて。本当に講談社漫画賞を取ったのかと思いたくもなりますね。これは、本編をないがしろにされている久米田先生の主張なのかもしれませんよww

絶望した!本筋以外が気になる国民性に絶望した!

 ・ ネタに対するコメント
 キムタクのヒゲ。そんな時期もありましたwwちょび髭のどこがよかったんでしょうかね。
 ユニフォームのスポンサー。あれはちょっと露骨過ぎますよね。まぁ、野球と違って、サッカーはテレビ中継ではあまりアップになりませんからあれくらい大きくないといけないのかもしれません。
 教科書。使い古されたネタでしたね。年の差を感じますww
 
 ・ 小ネタ
今回は微妙だったかな。本筋とはまったく関係ないところにはあまり私は注目しません。どちらかというと、本筋と本筋から少し離れた辺りを気にしますww
 納得したのは、バレーよりジャニーズ。モーニング娘。もそうでしたけど。あれはひどかった。放送時間の変更とか。各国から大ひんしゅくだったそうですね。
 後は世界でどう見られているかより日本に勝っているかどうかだけを気にする国、ですかwwん〜、韓国のことだと思います。中国は・・・・勝っているかどうかという思考はすでになくて、常に自分達の方が上だと思っているのが中国ではないかと思われる。まぁ、実際日本と比較という思考は未だに韓国にはあるでしょうね。それが歴史というものです。
 少し話がずれますが、日本にだって、アメリカの影響を政治レベル、経済レベル、社会レベル、国民レベルなどなどで多大な影響を受けているわけです。それを本筋、根本とするなら、我々日本人は、それらから目をずっと逸らせているわけですよ。本筋を恐ろしくて、直視できないわけです。それもまた日本人の国民性に繫がっているのかもしれませんね。

 ・ さよなら絶望先生の中で好きなキャラは小節あびる小森霧です。どちらも割とサービスカット要因かなww(小森は単行本のカバー裏で)別にそういうつもりで選んだわけではないんですが・・・・これも久米田先生の狙いか・・・・にしても、今回の小森の眼鏡は良かったなぁ。